1970年中頃、ニューヨークのブロンクスで誕生したヒップホップ。ヒップホップの生みの親、クール・ハークやアフリカ・バンバータをはじめ、シーンの中心にいた人々は、その先のヒップホップの変わりようを想像もしなかったことだろう。
地元の若者たちに多くの支持を得たヒップホップは、国を飛び越えた先でも愛された。インターネットやSNSなんて、もちろんない時代。聴いたことも見たこともない、新しい音楽やカルチャーを知った時の驚きと興奮は、ひとしおなはずだ。
ラッパー やDJなどに影響を受け、自分も持って生まれた才能を表現しようと努力する者が現れる。やがて同士が集まりコミュニティが築かれる。そうして、各地でオリジナリティ溢れる様々なスタイルが生まれていった。
今や世界各地のヒップホップを簡単に見聴きすることができる。その量は急スピードで増え続けるばかり。変化がいちじるしい現代のシーンで圧倒的な存在感を放ち、活躍しているアーティストたちは、どんな考えを持って自身の音楽や人生と向き合っているのか。
BIG APPLE SCRAMBLEでは、オリジナリティを大切に、ヒップホップを愛しクリエイトし続ける人々をフィーチャーし、半生についてやヒップホップカルチャーに対する想い、人生の価値観などをインタビューする。
他にも、ヒップホップに基づいたオリジナル記事やラッパーのスタイルチェックなど、いろんなフレーバーをスクランブルしたコンテンツをお届けしていくので、乞うご期待。